2011年9月28日
Posted by DSK Google Enterprise Sales 安西
やはりクラウド型のメールシステムやグループウェアをご検討中の企業さまにとって、旬の関心事といえば、『Google AppsとOffice365』はどこが違うのか？！ということではないかではないでしょうか。
・・・と、いうわけで2011年9月15日(木)、有楽町にある東京国際フォーラムにて、Google Apps無料セミナー『クラウド時代到来！～ Google AppsとOffice365の違いとは？ ～』を開催しました。イベントへの出展・参加や共催セミナーおよび地方での開催は行っていましたが、単独でのGoogle Apps無料セミナー東京開催は実に5カ月ぶり！
おかげさまをもちまして盛況につき、同セミナーを複数回、東京・大阪・名古屋で開催することが決定いたしました！！
お忙しいなか、わざわざご来場いただいた皆さまには心より御礼申し上げます。
また、今回残念ながら機会を逸してしまった・・・という方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひお申し込みくださいませ。
開催日など詳細が決まり次第、こちらのブログも含め、各所でご案内差し上げます！
Office365を実際に触ってみてですが、まずは必須といわれるOffice2010をインストールするところから地道に始めました。いろいろとインストールするものがあったので、コンテンツを使用する以前に、webブラウザだけで完結するGoogle Appsとの違いを実感しましたね。
マイクロソフト社はオフィスソフトやエクスチェンジサーバのようなオンプレミス型のサーバといった、既存のソリューションをクラウド版として再リリースし始めたところです。
一方でGoogle Appsはwebブラウザとインターネットだけで業務(仕事ではなく作業的な意味合いで)が完結するように設計され、その思想の下にサービスを提供してきたという経緯があります。
インストール作業を繰り返す(若干手持ち無沙汰な時間の)なかで、両者のサービス内容や機能の大きな相違が生まれる要因はソコにこそあるのでは？と、ふと考えました。
そのあたりを踏まえてOffice365を触ってみて、メールについては(当たり前といえば当たり前ですが)ローカル環境でのOutlookとほぼ同様に感じました。Outlookユーザであれば初めて見た方でも違和感はあまり感じられないのではないでしょうか。
ドキュメントは、まだエクセルしか実装されていないようで(※2011年9月15日時点)、エクセルユーザが違和感なく使用できるかというと、(UIはほぼそのままのイメージですが)オートフィルが使用できない、共同編集者がいる場合は、Ctrl＋Aなどのショートカット機能が一部制限されてしまう等々、まだまだ通常のエクセルと同等とはいえないようですね。
もちろん、今後Office365はソフトウェア版のマイクロソフト機能の実装領域を徐々に増やし、差を埋めていくでしょう。
私見ですが、クラウド版のOfficeとソフトウェア版のOfficeの機能をどれだけ近づけられるか、また、PCに入っているメールやオフィスファイルのデータを(編集可能な状態で)どれだけweb上に再現できるか・・・、そこが現時点でのひとつの挑戦軸となっているのではないかと思いました。
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スクリーン左：Outlook Web App スクリーン右：Gmail
セミナーでは、メールやドキュメントの他、ビデオやチャット等Google AppsとOffice365の同等機能について交互にデモを交えながら、を全体的な機能比較・費用比較を行いました。
２つのサービスを検討するにあたって気になるのは現状の機能性・価格差・サービス品質かとは思いますが、設計思想や目指す方向性も大きく異なりますので、その辺りもちょっと気にしながらご検討いただければと思います。
もっと色々とできること、できないことを書きたかったのですが、セミナーでお話することがなくなってしまうので、今回はこの辺で(笑)
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●担当：DSK Google Enterprise Team
