Posted by 小川(DSK Google Enterprise Sales Team)
Labsとは、Google Appsのサービスとして認められる前の段階です。つまりGoogleがサービスとして追加するかの検証中のものです。
このサービスの中からバージョンアップとして導入されるものもあり、仕事の効率をあげてくれるサービスが多くあります。今回はその中からいくつかご紹介します。
最初にGmailのLabsを3点、ご紹介します。
・メッセージの翻訳
Google 翻訳を使用して、受信したメッセージを自動翻訳します。翻訳は、42ヶ国語に対応しており、英語はもちろんですが、中国語や、韓国語、スペイン語など慣れない言語でも相手からのメッセージを翻訳することができます。
これからGoogleのサービスとして翻訳精度が上がれば、言語を越えてコミュニケーションを取ることの出来る素晴らしいツールとなることが期待できます。
・メッセージのプレビュー
OUTLOOK等ではおなじみの機能ですが、Google AppsではLabsで実現しています。メッセージのスレッドを開くことなく、右クリックすることで内容を確認することができます。これにより、重要なメールのみスレッドを開いて返信をするということが可能になります。
・ラベルのネスト
OUTLOOKのフォルダ機能と同じようにメールを階層管理できるようになります。
Gmail Labsの「ラベルのネスト」を有効にすると、新規ラベル作成時にラベル名を半角のスラッシュ(/)で区切って記述することで、ラベルを階層化することができるようになります。例えば「**事業部」のラベルの下に「**事業部/営業部」、「**事業部/システム部」などの下層ラベルの作成ができます。「**事業部/営業部/営業一課」のように階層を深くすることも可能です。
最後にGoogle CalendarのLabsを紹介します。
・予定の添付ファイル
予定にGoogleドキュメントを添付したり、パソコン内のファイルの添付をすることができます。
会議、打合せの前に資料を共有しておき、出席者が事前に内容を把握することができるため、会議をスムーズに進めることができます。
Labsは日々更新されています。個人で自由にカスタマイズし、仕事の効率化に役立てていきましょう。