導入事例紹介:Microsoft ExchangeからGoogleAppsへ

2010年5月10日
Posted by 相村崇(DSK Google Enterprise Sales)

今回はMicrosoft Exchange から GoogleAppsへ移行されたお客様の導入事例のご紹介です。
全国に10数ヶ所の拠点で営業展開されている流通系のお客様の事例となります。このお客様は以前よりMicrosoft社のメールサーバをご利用されておりました。昨年2009年に全社的にGoogleAppsへの移行を決定し、非常に短期間で移行を完了させております。

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採用ポイント
①リプレイス費用
②障害対応
③データ移行
④保守作業からの解放
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①リプレイス費用
従来システムのリプレイスよりも、遥かに安価に導入が出来る事でGoogleAppsへの採用が大きく前進致しました。
様々なアプリケーションが組み込まれ、バージョンアップで常に最新の機能を利用できる優れたサービスとなっております。

<コスト比較シュミレーション>
http://www.google.com/apps/intl/ja/business/messaging_value.html

②障害対応
Googleの調査では、GoogleAppsのダウンタイムはMicrosoft Exchangeと比較すると、1/10という調査結果も出ています。
しかもGoogleAppsは99.9%のSLAを出していることも安心頂く要因になりました。
http://googleblog.blogspot.com/2008/10/what-we-learned-from-1-million.html


③データ移行
システムが変更になることで、既存データの取り扱いも議論がされましたが、GoogleがExchangeやOutlookからの無料移行ツールを提供しておりますので、問題はありませんでした。

※3月には、当時よりもさらに簡単に移行が出来るツールが発表されました。
<Google Apps Migration for Microsoft Exchange>
https://tools.google.com/dlpage/exchangemigration

<参考サイト>
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1003/18/news021.html

④保守作業からの解放
従来は自社内にサーバを保有し、常時メンテナンス作業・パッチ管理・障害対応作業を行いながら、運用していましたので、保守業務・管理業務に多大な労力をかけていたようです。
今回のリプレイスに際しては、社内リソースを保守作業からの解放をすべく、『クラウド化』を前提に検討を進められました。

Microsoft Exchangeは多くの企業が導入されていますが、こちらのお客様と同様の問題を抱えているケースもあると思います。是非一度ご相談下さい。

次回も導入事例のご紹介の予定です。

第1回 GoogleApps ← ホスティングメール
第2回 GoogleApps ← サイボウズ/デスクネッツ
第3回 GoogleApps ← Microsoft Exchange
第4回 GoogleApps ← Notes