今年もクラウド元年

2009年12月28日
Posted by 丹下(DSK Google Apps Support Team)


 少し前にChrome の拡張版、Chrome Plus(http://www.chromeplus.org/default.html)がリリースされていましたが、Chromeの拡張機能のはやりFirefoxのIE Tabと同じく、Chrome IE Tabが人気(必須?)です。
やはりIE依存の為にブラウザを切り替えることに躊躇する場合が多いという事でしょうね。

併用すればよいのでしょうが、ブラウザを切り替える必要がなくなりましたので私も助かっています。
Chrome IE TabのUserAgentの結果ですが、きっちりIE7.0と出ていますね(当たり前ですが)

 Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; YTB720; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; InfoPath.2; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)

 
さて、2009年も残すところ後わずかになってきました。今年の世相を表す漢字は「新」という事らしいですが、この時期になると、今年一年どんな年だったか・・・などと考えてしまいます。

 やはり、今年こそは日本におけるクラウド元年といってよい年になると思います。例えば、まさにクラウド用端末と言えるようなネットブックの広がりや、クラウドの利便性を受けるために必要なものの一つである、高速モバイルの整備といった環境作りができて、 「クラウドサービスが身近なサービスとして提供されている」
と、個人的な利用者の目線としても実感します。

スマートフォンのシェアが高くなっているのも、その現れの一つかもしれません。
ブラウザのGoogle Chrome、ネットブックにChrome OS、スマートフォンにAndroidといった形でGoogleから提供されるサービスも、「クラウドの立ち上げ」から、「クラウドを広げるステージに移っていると感じます。



 ひるがえって、エンタープライズ:法人としても間違いなく、クラウドの始まりの年になったと感じます。
とあるシンクタンクの調査では、2015年までに国内クラウドコンピューティング市場規模は5倍以上になると報告しており、方向性はそのようになる事は確かでしょう。
コンシューマと異なり、エンタープライズには、セキュリティや可動保証が稀に課題になる場合もありますが、認識の違いが多くの原因であり、今後は機能的にも改善されるとともに、確かなものとして、クラウドがより受け入れられるのではないかと思います。

 来年もGoogleを初めとした、クラウドサービスが、暮らしや仕事にどの様に影響を与えていくのかとても楽しみです。


最後に
 皆様、今年も一年お世話になりました。それでは良いお年を。
「DSK Googleチーム一同」




GoogleAppsに新機能「Google Groups」が追加されました

2009年12月24日
Posted by 斉藤(DSK Google Apps Support Team)

GoogleAppsに新機能が追加されました、その名は「Google Groups」です。既にコンシューマー向けにはリリースされておりましたが、満を持してGoogleAppsへ登場です。

「Google Groups」はGoogleApps内で任意でメーリングリスト、コミュニティーが運用可能になり、今まで以上に、作業効率、コミュニケーション効率をあげることが可能になります。

今までは、管理者でなければGroups(メーリングリスト)を作成できず、又、メールやチャットでなければコミュニケーションが取れなかったわけですが、「Google Groups」が追加された事により、ディスカッションが可能になり、文書やスプレッドシート、プレゼンテーション、予定表、動画、サイトをグループ単位で共有可能になります。



リリース案内はこちらから
Google Enterprise Japan 公式ブログ

asahi.com(朝日新聞社)
グーグル、企業向け「Google Apps」に「GoogleGroups」を追加

Official Google Blog
Join this group: Google Groups joins Google Apps


利用方法としましては"Add more service"より"Groups (User-managed)"を選択頂く必要があります
※管理画面が「拡張版」(or Next generation)になっていないと出てこないのでご注意下さい。





Google、有料ニュースの無料閲覧を制限 1日5回までに

2009年12月9日
Posted by 山根(DSK Google Enterprise Sales Team)

米Googleは12月1日、出版社が有料コンテンツをGoogle上で限定的に公開できるプログラム、「First Click Free」を変更し、コンテンツの無料閲覧に制限を加えたことを明らかにしました。

ニュースの記事はこちら
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/02/news053.html

■「First Click Free」のしくみ
・最初のページは無料で閲覧でき、次のページへ進むと会員登録ページに誘導されます。

■変更後のしくみ
・最初のページを何度でも無料で閲覧することができましたが、今回の変更で1日5回までの制限を加えるそうです。

ニュースの記事でも書いてありますが、同プログラムを利用しコンテツを無料で見るユーザーがいるのではないか、
とういう出版社の懸念に応えての対処だそうです。

私は無料観覧に制限を加えて良かったと思います。
コンテンツの保護とユーザーの利便性が両立しないと成り立たないですもんね。

それでは失礼致します。





Googleカレンダー新機能ご紹介

2009年12月3日
Posted by 田中(DSK Google Enterprise Sales Team)

あまり知られていないかもしれませんが、GoogleカレンダーにLabsとも違うEnglish版の新機能があります。
今日は下記2点についてご紹介します。

①ToDo(Tasks)
②予定詳細入力「新」インターフェース


①ToDo(Tasks)について



メールにはTodo機能が使えることはご存じと思いますが、カレンダーでもこれが使えます。
メール版と主に違うところはカレンダー画面のデイリー予定の部分
にリストされることです。
これにより日々のTodoが視覚的に確認できるようになります。

実はこれを利用可能にすると、
メールのTodoとも連動できるようになります。
具体的に言うと、
メールをTodo化したものに期限を設定するとカレンダー画面に表示されるようになる。というものです。

この機能は大変便利なのですが、
利用するにはカレンダーの言語設定を英語にする必要があるため、英語がお得意の方に限られてしまうのが今のところの欠点でしょうか?


②予定詳細入力「新」インターフェースについて




これも①
と同じくGoogleカレンダーの言語設定を英語にする必要があります。
英語に設定後、実際のカレンダー画面で予定(詳細)
を入力すると、Save、Cancelボタンのすぐ下に以下のリンクが黄色で反転表示されます。

[New! Check out a sneak preview of some new features]

これを選択すると、今までとは違う人物アサイン&
リソース予約画面が現れます。
具体的には今までリソースを予約する時には別画面を表示する必要
があったのですが、そのままの画面、また「縦型のカレンダー」で人物とリソースがアサインできるようになります。

また、この機能は①と違い、英語で設定した後、
日本語に再設定すれば、日本語環境で使用できます。

一度試してみてはいかがでしょうか?